栄養学 力のなくなってきた野菜達

「昔の野菜はもっと濃い味がした」という意見がよく聞かれます。実際に野菜の栄養成分を比較してみると、昔の成分平均値よりも、今の成分平均値の方が低くなっていることが分かります。

下関天恵堂 栄養学からのアトピー、花粉症

人間は、三大要素(炭水化物、タンパク質、脂質)だけでは健康に生きていけません。体の機能が正常に働くにはビタミン、ミネラルが必要です。

食品成分表を見てもわかるように20年足らずで野菜の栄養素は、半分近くが半分以下になってきています。
一方、食の欧米化でタンパク質や脂質は過剰摂取となってきています。(肉類や乳製品、揚げ物など)

これは外食すれば思い当たると思います。
一部の栄養過多でなってしまう、悪化してしまう病気はたくさんあります。
「野菜をしっかり食べてるから大丈夫」
と安心できる時代ではありません。
食事で大事なのは量より質。内容が大事です。
食べる物が私達の血となり肉となります。
正しい食事は、体質改善に必要です。